前田健人と森宣博の腕時計

【対談】前田健人 ✕ 森宣博 | 私達が時計にこだわる理由

前田健人は、会うたびに違う時計をつけてくる。

最初は偶然だろうと思っていた。だが毎回となると、何か理由があるはずである。聞けば、本人も最初から時計好きだったわけではないらしい。

今回は、Nexus Media代表・森宣博が聞き手となり、前田が時計を選び続ける理由を尋ねました。

前田健人と森宣博の腕時計

時計を持つようになったきっかけ

森: 最初、前田さんに会ったとき、カッコいい時計つけてて、会うたびに毎回カッコいい時計つけてるなぁと思ってました。その影響でいまでは前田さんにおすすめの時計教えてもらって色々つけるようになりましたが。もともとどんな想いで時計が好きで、いまはどんな時計を狙っているんですか?

前田: 時計は好きなので語っちゃいますけど良いですか?

森: もちろんです笑

前田: ありがとうございます笑。実は僕、最初から時計マニアだったわけじゃないんですよ。きっかけは、ある大阪の社長さんに言われた一言なんです。「ええ時計を持て。それが男としての格を上げるんや」と。

森: 大阪の社長さん。ストレートで重みのある言葉ですね。

前田: そうなんです。当時はその言葉の真意をすべて理解できていたわけではないですが、直感的に「自分もその域に行かなければならない」と感じて、思い切って手に入れました。実際に身につけてみると、不思議と自分の振る舞いや、仕事に対する向き合い方が変わったんですよね。

時計がもたらした変化

森: なるほど。時計が自分の「格」を定義する指標になった、ということでしょうか。

前田: はい。Nexus Mediaのコンセプトでも「想いをカタチにする」という話をしていますが、僕にとって時計は、自分のプロ意識を形にした象徴のようなものです。いい時計を身につけているからには、それに恥じない誠実な仕事をしなければならない。自分を律するための「規律」になっています。

森: 前田さんの徹底したプロ意識の源泉が見えた気がします。私も前田さんの影響で時計を意識し始めてから、エンジニアとしての「精密さ」や「細部へのこだわり」が、単なる作業ではなく自分の生き方そのものに繋がっていると強く感じるようになりました。

前田: 森さんは職人気質ですから、時計の複雑な機構や、狂いのない正確性には共感する部分が多いですよね。

森: まさに。Nexus Mediaのシステム構築でも、表側の美しさだけでなく、裏側の緻密なロジックを追求したい。そんな私の「エンジニアとしての美学」を再確認させてくれるのが時計なんです。ちなみに、前田さんが今狙っているのはどんな時計ですか?

いま狙っている一本

前田: 今は、パテック フィリップのノーチラスを狙っています。やはり最高峰の時計を持つことで男としての格も上がりますし、何より資産価値も上がりますから。

森: ノーチラス、憧れの一本ですね。格と資産価値の両面から選ぶあたり、まさに経営者マインドですね。

前田: はい。ビジネスも時計選びも、本質的な価値を見極めることが大事だと思っています。

森: 非常に勉強になります。私も、自分の成長の軌跡を刻めるような一本を、これからも前田さんに相談しながら見つけていきたいです。今日はありがとうございました!

おわりに

「ええ時計を持て」という一言から始まった前田の時計選びは、いまでは自分を律する規律になり、森の仕事観にも影響を与えはじめています。対談の終盤に出てきた「資産価値」という言葉が何を指すのか。その答えは、続編の対談で語られます。